渋谷すばるの退所に何を見るか

 

こんなことを言ってもね、何も知らない新規が口を挟むなと言われそうですが

 

彼と一番近しい位置にいるメンバーが頑張って止めようとしたにも関わらず止められなかったものを、もう私たちが何を言おうと止められるわけないですよねってそう思ったんです 悪い意味ではなく

 

KAT-TUNの惨劇(失礼)を見ている自分にとって今回の件は メンバー全員が参加する会見を開き、本人から理由を聞き、メンバーの気持ちが本人らの口から語られ、これからの予定がどのような体制で行われるのか、というプロセスが非常にしっかりしていて当初感じた不安感が少しだけ、ほんの少しだけ安心に変わりました

当然さみしい気持ちはものすごくあるのだけど

こういったプロセスを踏んだ会見というのは様々な番組内でも評価されていて少し嬉しく思いました

 

あと渋谷さんがメンバーの不仲説をしっかり「責任を持って」否定してくれたことも嬉しかった 彼らを見ていたら分かることです、そんなことがあるわけないと

彼らは青春のすべてを分かち合って生きてきたんです 簡単に心まで離れていくわけがないと きっとファンの皆様も同じ気持ちだと思います

 

では私たちに何ができるか

何もできなくていいと思います

応援してもいいし応援できなくなってもいいんじゃないでしょうか 人の気持ちなんて簡単に会見一つ、誰かの発言一つで動くもんじゃないですしね

 

悲しい人がいてもいいし怒る人がいてもいいと思います 笑顔で送り出す決意が固まった人がいてもいいし気持ちが留まったままの人がいてもいいですよね そんなの人の勝手

 

こんなこと言っておいてアレですが自分はまだ何も気持ち的に整理できていないです

未だに「全部嘘やで〜、実はエイトレンジャーの続編を撮ろうかと思ってんねん」と言いながら出てくるメンバーの妄想が捨てきれないところがある

 

ただ私たち、大倉くんの言葉の通りで、メンバーは当然、私たちの人生だって何かしら変わっていく中でそれをわかっていて、それでも勝手な決断をした渋谷さんを、絶対に、絶対に嫌いになりきることなんてできないんです

 

それは渋谷さん自身が絶対的にメンバーに信頼を置いており且つ関ジャニ∞というグループを本当の本当に心から愛していることを私たちは知っているからです

だからこそ「それでも今の場所を旅立つ」と決めた渋谷さんの意思の固さ、覚悟がこちら側に伝わってきてしまうのです

 

1ヶ月後の私たち、1年後の私たち、考えた時に、彼らを、事務所を、許すことができていてもそうでなくても、日が経つにつれてゆっくりとこの出来事を咀嚼していくというか、自分の中に吸収していくこと そういうことが大事なのではないかと そう思います あくまでいちファンの意見です

 

これからまた思い出してかなしくなったり 渋谷さんのいない関ジャニ∞という現実を思って泣くことがあるかもしれません それでも渋谷さんが関ジャニ∞で生きた証明を 思い出を 彼が作った曲たちを 大事に 大事にしながら 生きていきたいです メンバーだってきっとそうするでしょうしね

 

渋谷さんが退所したって関ジャニ∞をやめたってお互い生きている限りまた会えるかもしれないし、彼の新しい音楽を聴くことができるかもしれない そう信じていきたいです

 

ただひとつわがままを言わせてもらえるなら最後のツアーに参加してほしかったなあって

本人はきっとそのつもりだったんだろうけど。

せめて本人の顔を見て 届かないとしても 関ジャニ∞としての渋谷さんへさようならを 人間としての渋谷さんへありがとうを 大きな声で 言わせてほしかったと そう思うのです