渋谷すばるが関ジャニ∞を卒業した日
ご存知の通り、7月8日の関ジャムが、7人最後のテレビ出演でした。
巷では8年前の7月8日にLIFE~目の前の向こうへ~のMV撮影が行われた偶然、なんて声もありましたが、バンギャルとしては少しそわそわしちゃう日付ですよね、3ヶ月記念日的な意味で。
正式な脱退はツアー開始前日の7/14、事務所からの退所が12/31になると思うのですが、一応最後のテレビ出演が節目だと思ったのでこういうタイトルで書きました
さて、関ジャムをご覧になった方もそうでない方もいかがお過ごしでしょうか。
私はずっと泣いてます、と言いたいところだけど一応大人だから泣いてなんかいられない 自分のことをやらなきゃいけない タスクも死ぬほど溜まってる
だけど、ふとした時に、あの放送の、
これまで我慢していたものが抑えきれなくなってぽろ、と零れた錦戸さんの涙
ロマネスクになると一瞬すん、として渋谷さんを見つめていた丸山さんの表情
会見の時とは打って変わった大倉さんの最後まで貫いたどうしようもない笑顔
自分もしんどいだろうに、みんなを包み込む安田さんの相変わらずの優しい眼差し
こんな時でも司会をこなして場を取り仕切り、自分の仕事を全うした村上さんの姿
そして終始目を充血させ、まるで泣いているように歌い、エイター、と叫んだ渋谷さんの声が、その声が、頭にこびりついて、離れないのです。
終わってからもずっと渋谷さんの声が頭の中でわんわんと鳴っていて、茫然自失というか、放心状態というか、とにかくしばらく動けなかった
気づくともう次の番組がはじまっていて。
そんな日曜日でした。
そして最後のレンジャー日記
サイト自体は有料のものなのであまり詳しいことは言えないけど、思いの丈が溢れて長文になってしまうメンバーがいたり何行かの文章に自分の思いをしたためるメンバーがいたり。
メンバー皆さんの言葉にはそれぞれ、これから6人と1人、道は分かれるけど精一杯やっていくんだという気概が見えたような気がしました。
また、渋谷さんが一生忘れませんと言ったのは錦戸さんの言葉だけでなくもう全部全部、メンバーへ、ファンへ、これまでの思い出へ、これまで歌ってきた、演奏してきた曲たちへ、全部ひっくるめてのことなのであって。
渋谷さんの言葉にはいつも力強さと強い意思があって、それを最後まで感じれたことがわたしは本当につらくもあり嬉しくもありました
本来こういった記事を書くことだっておこがましいと思っているんです
私が渋谷さんが在籍した7人の関ジャニ∞を応援した期間は約1年です
内さんがいた時期のことも知りません
彼らの長い下積み時代も話に聞く程度で、当時の現場のことも分からない
おまけに私は関ジャニ∞としての渋谷さんご本人を見ないまま彼は脱退してしまいます
長いファンの方からしたらド新規が何をベラベラと、と思われても仕方ないような気もする
だけど1年前の私を救ってくれたとも言える関ジャニ∞に対して感謝の念があるからこうして綴っているのだろうと思います
救ってくれたなんて大層なことを書いているけど理由なんてちっぽけでくだらないんです ただの人間関係のいざこざですから
おまけに私は親の腹の中にいた時既にへその緒からグリングリンに捻くれていた女なので仲間、絆、友情、なんてものは信じていません
ああいうのって漫画やドラマの中だけの話であって現実じゃありえない 手のひら返されたり裏切られたり そういう経験を繰り返すことによって絆や友情なんてものとは縁がなくなってくる そういうものだと思います
だけど彼らを見てると絆って本当にあるんかな、ってそう思える瞬間が何度かあって。ふとしたメンバーの表情とか、相手に対する眼差しとか喋り方とか。多分ファンの方なら分かって頂けると思うんですけど。
こうして最後のテレビ出演が終わってみて、考えるとやっぱり寂しい
なんでって思う、素直に
もうキングオブ男のアレ見れないんでしょ
暴走した丸山さんに誰が付き合うんですか
ラジオだってもっと聴きたかった
キレッキレのツッコミ、クッソしょーもないど下ネタ
全部たのしかったって思います
渋谷さんが自分で考えて選んだ道なんだから応援してあげなくちゃいけない
メンバーが言うように彼らはずっとずっと友達であって、渋谷さんと私たちファンは生きていればまたどこかで会える、心のつながりが消えるわけじゃない
それは分かってるけどやっぱり寂しい 今はそんな気持ちです
残ったメンバーはこれからも関ジャニ∞として活動するし、それと共に渋谷すばるという影であって光でもあるそれを、それぞれの心に宿して生きていくのかな、なんて思ったりもする
それが良い意味かそうでないかは分からないし時間が解決してくれるものなのかそうでないのかも今は分からない
ひとつ言えるのは絶対にメンバーは渋谷さんとの思い出を、渋谷さんと歌った歌を、演奏を、忘れることはないし、胡散臭い言葉ではあるけど絆は途切れないままである、ということ それだけは確かなことです
今週からツアーが始まります
きっと6人は笑顔でステージ上に現れるのでしょう
その時何かひとつでも、彼らの思うこと、感じていることを汲み取れたらな、と思います